春休みKIDS'フォーラム2002 講師紹介



加藤治男(かとうはるお)
東京農工大学工学部卒(1978年卒論:人間機械系の研究)。東京デザイナー学院卒。
幼児用品メーカー、テーブルウェアデザイン、工業デザイン事務所を経て、91年よりフリーランスのプロダクトデザイナー、造形作家として活動。デザイナーとして製品デザイン、サイン色彩 計画、展示デザイン、まちづくり等に関わる。91年より品川区O美術館で、アート&サイエンスをテーマに参加体験型作品を中心とした展覧会、メビウスの卵展を毎夏開催、出品。その後、多摩市、杉並区、仙台市、長野県小布施町、富山市等各地で地域の作家や科学者の参加するそれぞれの特徴あるメビウスの卵展を開催、出品している。各地でイメージを形にするワークショップを行う。
アートユニットMAAH〔マー〕としても活動(1995〜)デザイン専門学校講師、町田市福祉のまちづくり推進協議会市民委員
造形作品:シャボン膜に映る星空、水琴卵、気まぐれコントラバス他(多摩市)虹窓をあけて(MAAH) アルキデメスハマケルガカチ(富山市) 屋外作品:光の塔(狛江市)


高橋悦子(たかはしえつこ)
宝仙学園幼稚園教諭の時代から劇団ほっぴぃの団員として活動。国内外の子供たちに児童劇を通 して触れ合ってきた。 今は、二女一男に恵まれ、子育てをしながら、子供の遊びや表現活動の指導、親子遊びのプレイリーダーとして実践活動中。


牛村和夫(うしむらかずお)
1955年埼玉県生まれ。1976年竹内演劇研究所卒業後ダンスを始める。ジャズダンスはもとよりモダンダンス、クラシックバレエを学び、スターダンサーズバレエ団、ホセ・ブラウンダンス公演など数々の舞台経験を積む。「ヤクルトタフマン」「第一生命」などのCMの振付も手がけ、自らも「チャーミーグリーン」などのCMに出演もしている。現在は読売カルチャースクール、東京アスレチッククラブなどで講師をつとめる。


谷川賢作(たにかわけんさく)
ピアニスト/作・編曲
1960年東京生まれ。私立玉川学園高等部卒業後、アンスクールにてピアノ 及び音楽理論を佐藤允彦に師事。在学中から様々なセッションに参加するかたわら ラジオドラマ、舞台音楽の作・編曲を手がけるようになる。1986年市川崑監督作品 「鹿鳴館」に起用されると、その後の市川監督の全作品の音楽を担当する。 1988、1995、1997年日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞。1995年第40回アジア太平洋 映画祭最優秀音楽賞受賞。1996年現代詩を歌うグループDiVaを結成、父である詩人 谷川俊太郎とともに全国各地で音楽と朗読のコンサートをおこなう。
1999年自己のレーベル「トゥルバドールカフェ」を創設。主な音楽担当作品
映画「鹿鳴館」「映画女優」「竹取物語」「つるー鶴ー」「天河伝説殺人事件」「帰って来た木枯し紋次郎」「四十七人の刺客」「八つ墓村」「新選組」「どら平太」 以上市川崑監督作品
「遙かなる甲子園」(監督大澤豊)「山田ババアに花束を」(監督大井利夫)「結婚」(監督長尾啓司)
その他の主な音楽担当作品
アジア太平洋博九州電力館「スーパーシップ9の冒険」手塚治虫地球劇場「しらぬ い」 穂高アイマックスシアター「信州シンフォニー」府中競馬記念博物館「ウインドオングリーン」「風になった日」宝塚手塚治虫記念館「都会のブッチー」
NHKドラマ「ズッコケ三人組」番組テーマ曲「ニッポンときめき歴史館」「その時歴史が動いた」


クリストファー・ハーディー
アメリカ、ミネアポリス出身。1988年ミシガン大学音楽部打楽器専攻卒業。
ハンドドラムのスペシャリストとしてジャズや中近東音楽、中世古楽器演奏グループ等のCD録音へ数多く迎えられ、また、創作打楽器による独自の音づくりが他ジャンルのアーティストと共感し、意欲的な創作を続けている。
1989年、「Chris & Shoko Percussion Deo」を結成。国内外での活動を重ね、文化庁主催「三島由紀夫近代能楽集・道成寺」の音楽担当と舞台出演などの独創的な打楽器音楽が高く評価されている。音楽之友社よりリリースされたCD「Moon Rise」はNHK FMで紹介された他、アメリカにおいても高い評価を得ている。東京都自動演劇選定賞優秀賞を受賞した「ロバの音楽座」にも参加。その他、モダンワールドミュージック「たとばに」を結成し、CD「禁断の果 実」をリリース。全ての楽器の素材を竹で統一した「竹竹」での活動の他、ファッションショーや映画、テレビ音楽などの制作に関わるなど、多くの活動を展開中。


土曜学校・ダイナモ
2000年10月江東区木場にて設立・活動開始。
瀧田哲治は10年間の表現系教育現場から離れ、ネットワークを拠点として選択。1999年3月にウェブサイト『創発教育研究環』http://emergentlink.orgをアップロード。
土曜学校・ダイナモは『創発教育研究環』を理論とする実践の場。自主研究と受託研究・開発がある。http://emergentlink.org/dynamo
現在、瀧田哲治が統括/コンセプトメーキング・丸山裕之が渉外/事業企画・全燦雄が制作管理を担当する。2001/10現在37名のスタッフが在籍。
自主研究には、私達の脳の創発(想像・創造)と言う働きの研究は、芸術あるいは美術の存在に、またコンピュータの進化に深い関わりをもち、世界を私達はどのような過程で私達の内界に受け入れているのかも知ることになる。共同研究のひとつに、医学情報学・情報工学・可視技術のコラボレーション「3D Brain Note」・「Brain Noteデータベース」がある。また、コンピュータを表現のツールとしてのCGI(Computer Generated Image)概念構築の為「コンピュータワークショップ」を実施し、想像力・想像力研究に還元している。
近年多発している青少年による「事件」を検証し、再発を最小限に、または未然に防ぐ為のBS放送・ウェブサイト・携帯電話、デジタル機能のミックスドメディア活用の提案プロジェクト『暴力の証明』を遂行、メディア社会との関わりを能動的にしている。
どの時代においても芸術あるいは美術の存在理由は決して小さくない。全国の美術館データベースの完備で成るミュージアム構想、実空間・実作品の無い「開かれた美術館」を提唱。
いずれも終わりの無いテーマに従事。
受託事業には、設立以前のNTT DoCoMo web『International Press Room』制作運用 1977/10-2000/03・埼玉県立近代美術館『コレクション選100人の芸術家CD-ROM』編集制作1998/12-1999/06・埼玉 県立近代美術館 web制作運用 1998/12-2000/03・沖データ『社員教育用CD-ROM』日本語/英語/タイ語 編集制作 1999/04-2000/07等。以後、2000年12月民放BS放送開局にともないデジタルコンテンツ制作スタッフの要請が生まれ、BS―朝日番組制作コーディネイト・BSi(TBS)番組制作AD・TBSビジョンデジタルコンテンツルーム制作スタッフ・NHKアート制作スタッフ派遣。同時にBS―朝日番組提案・BSi(TBS)番組提案・BSフジデータ放送番組制作等を行う。この間、代理店(東急エージェンシー)業務のデータベース構築プラン立案。2000年12月末より2001年12月末まで『インパク・NHKパビリオン』webデータ処理運用を行う。2001年9月、ZEROキッズの「子ども・地域・文化交流推進事業」web『C-C-Cらんど』http://www.c-c-cnet.org制作運用のサポートを開始する。


アナ・マリア・クリスティーナ
ドイツ生まれ。バイエルン国立劇場をバレエダンサーとして卒業後、奨学金を得てニューヨークのジュリアード音楽院、マーサ・グラハム・コンテンポラリー・ダンスセンターを卒業。カーネギーホールなどの一流舞台を多数踏む。また世界各地のダンスフェスティバルや国連主催の公演に出演を依頼され、これまでに31カ国を訪れた。ダンスとアートセラピーが一体となったパフォーマンスは、国境、年齢、職業を越え人々に感動と反響を与えている。アートセラピーとは哲学や心理学、ヨガや気功を取り入れた彼女独自のメソッドである。
初来日は1983年。1986年、ミュージカル「モンキーマジック」の振付。1990年より」朝日カルチャーセンターにて、ラテンダンス、フラメンコ、アートセラピーのクラスを持つ。青山学院大学などでも定期的に講演。温かくパワフルな人柄は学生からも熱烈に支持されている。8カ国語を操り日本語も」堪能。世界中で活躍する彼女は日本人大好きと語り、とりわけ日本人にそのメッセージを伝えることに情熱を注いでいる。