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『C-C-Cふぉーらむ』の趣旨と目的

ZEROキッズとして活動を始めてから、早いもので丸8年が経ちました(1994年1月発足)。その前のなかのZEROホールの開館記念事業の準備委員会などを含めると10年になります。当初は、自分のこどもに今必要なことを自分達の手で創り実現するという、親の思いから地域の母親仲間で始めましたが、こどもの成長は早いもので、活動に参加していたわが子たちはすでに高校、大学生となり、たくさんのこどもたちがZEROキッズ に関わり巣立っていきました。
始まりは「表現あそび」(1994〜)、そして「音あそび」(1996〜)。演劇ワークショップやダンス、ゴスペル、切り絵や粘土、映画の上映会や山形の養護学校との交流音楽会、合宿や自然体験なども行い、自分が感じたことを自分で表現したり、友だちと一緒に表現したりする活動を行ってきました。それらの集大成ともいうべき創作ミュージカルを2作、1998年地球ファンタジー『森のふ・し・ぎ』と2000年地球ファンタジー『海のふ・し・ぎ』を公演し、3作目はSpaceファンタジー「そらのふ・し・ぎ」しかない!と準備段階に入ろうとしている昨今です。
昨年の10月にウェブサイト『C-C-Cらんど』をアップロードし、今までの活動をデータベース構築しようと試み始めたときに、改めて今までZEROキッズがやってきたことは何だったのだろうか?、これからどういう方向に進めていこうか?と考えました。今まではとにかく「運」と「縁」と「カン」で突っ走り、今目の前にいるこどもたちに今一番必要なことをやってきたのですが、それを親やもっと多くの大人に理解してもらうこと、一緒にやってもらうことの必要性を感じています。そのためには、やはりネットワークづくり、共通の言葉による理解も必要です。
そこで、今までキッズに関わってきた、あるいは影響を与えてきた方々に一同に会していただき、改めてこどもたちに今、そしてこれから必要なことをそれぞれの立場からお話いただきながら、ZEROキッズの方向性を見つけ、今後の実践につなげていこうというのがこの『C-C-Cふぉーらむ』なのです。『C-C-Cふぉーらむ』1回限りでなく、ある程度継続して重ねていきたいと考えています。大きなテーマは「そうぞう力」。その中で、「想像力」「創造力」「表現」「コミュニケーション」「こども」「音楽」「文化」「地域」などをキイワードにお話をすすめていきたいと思っています。そして、この『C-Cふぉーらむ』を通してして、21世紀を、未来を創る教育の姿が見えてくることを願っています。
2002年1月
ZEROキッズ代表 佐々木 香

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