地球(HOME) >  > 陽だまり森 > 善意の泉・めだかのゆっこ



 

大きな愛らしいお目々をパチクリさせて、めだかのゆっこはいつもクルクル泳いでいます。いつも、とっても忙しそうなゆっこです。
なんで忙しいのかって? めだかのゆっこは、善意の泉の水が枯れないようにせっせと働いているからなんです。
元気のない人がいれば、すぐに飛んでいきます。
疲れちゃったお母さんや、誰かと話がしたいおばあちゃんのところにも飛んでいきます。こういう人がいるから、善意の泉からはきれいな水がこんこんとわき出しているんですね。

 



めだかのゆっこのエッセイ

私はめだかのゆっこ。どうしてわたしはめだかなの。泳ぎは瀬戸内育ちで上手だけど人魚のほうがよかったかな・・・ゆっこの一日を紹介するね。
めだかも夜は寝るのです。水草の陰でじっとして。湖のまわりは夜は静かです。コンビニもないし、月のあかりだけで怖いぐらい暗いです。風の音とか、動物たちの寝息とか、それが子守唄です。でも朝になるととたん、鳥は起きろ起きろと騒ぎ立てるしおなかがすいたと泣きわめくどうぶつの子供達・・・さあ1日の始まりだ!今日はめだかの親子のミニデイよ。何?ミニデイって。最近のめだかさん、お母さん同士で仲間つくりできないめだかさんもいるの。どうやって子どもと遊べばいいかわからないめだかさんもいるの。
だから皆で集まって、遊びの上手なえっちゃん先生めだかに一緒に遊んでもらったり、ベテランおばちゃんめだかにおやつを作ってもらって食べたりするのです。ゆっこもあかちゃんめだかと遊ぶのだいすきです。かわいいもんね。あっというまにお昼です。午後は最近ちょっとしっぽが曲がってうまく泳げないおばあさんめだかの所へいって、おうちのお片づけです。ゆっこのうちは散らかっているんだけど、頼まれるとすぐにいってあげるいいのか悪いのか、そういう正確で、でもおばあさんたちからは喜ばれています。夕方おうちに帰ってこどもたちにご飯たべさせて、夜は早く寝ます。だって夜は暗いし、何も遊ぶ所はないので、仕方ないので寝るのです。だから次の日早く元気いっぱいで起きれるのです。あっ次の日になっちゃう。1日を紹介するつもりだったのにね。じゃまたね。





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