そらへ続く道


6/14(土)〜15(日) 一泊二日の虹の合宿
6月14日、15日と、八王子で合宿しました。
「虹の合宿」と名付けたけれど、虹は出ず・・・(やっぱりね)。
公立の小・中学校は土曜日が休みですが、私立の学校に通う子は後れて夕方から参加。土曜参観という学校もいくつかあったので、全員そろったのは15日。でも、この全員そろう!というのが実は難しいのです。ほんとにめったにないことなんです。

さて、今回はとにかく、やっとできた台本をもとに、音楽も入れながら全員でイメージを共有し、本格的な練習に突入するための重要な合宿。キッズも全員参加なら、スタッフも全員参加。

音楽の谷川賢作氏、演出アドバイザーの大多和勇氏、振付の牛村和夫氏(ダンス)、石田尚美氏(パントマイム)、CGIチームの若者を率いるアーティスティックディレクターの瀧田哲治氏。日本の母役で出演もすることになったグループワーク指導の三好良子氏は、この八王子の山の常連、主? 今回の合宿の世話人。

ここでの調整の結果、やっと台本完成!
残るはダンスシーンの音楽のみ! 谷川さ〜ん、よろしくね!!

稽古は朝から晩まで  
音楽の谷川賢作氏のホームページ

演劇企画くすのきのホームページ


合宿が大好きなこどもたち。なぜかというと、友達と思いきり夜更かしして遊べるから・・・。
昨年の夏の星空合宿で、早く寝たい子の部屋と夜更かししたい子の部屋を分けたところ、「夜更かし部屋」に人気集中。おうちの方からも、「学校行事ではこういうことは許されないから、キッズのときくらいはいいです」と承認されてしまったもので、今回も合宿前から「夜更かし部屋ある?」というキッズの質問が殺到。条件(次の日の練習で弱音をはかない・自分で体調の管理ができる・他の人に迷惑をかけない)つきで夜更かしを認めたものの、やっぱり無理だよねえ。がんばってやろうとはしているものの、翌日の練習で身体動いてなかったぞ〜!!
しかし、楽しい合宿だったことは間違いなし!
階段状になった面白い造りの部屋も相乗効果で、興奮のるつぼ状態。くもの巣や虫に大騒ぎしながら、八王子の山にキッズの嬌声がこだました・・・一夜でした。

休憩時間も元気元気! あれ? いない子がいる。帰りはふらふら・・・


毎日小学生新聞(6/16)でも紹介されました



7/20(日)〜22(火)星が見えたよ!星空合宿(群馬県北毛青年の家)
夏休みに入ってすぐ、星空合宿に行ってきました。行った場所は群馬県吾妻郡高山村。近くにぐんま天文台があり、光環境条例も定められ星がきれいに見えるところです。
初日はぐんま天文台へ。願いごと評議会の場面を思い浮かべながら、天文台にあるストーンサークルの中で練習。なんか空に近いところにいるみたい。
霧のかかる下界を見下ろしながら歌う「魂のいちばんおいしいところ」


▽ぐんま天文台で



東京はぐずついた天気だったようですが、運の強いZEROキッズは雨雲を吹き飛ばし、二日目の夜には夏の大三角形や天の川も観ることができました。刻々とかわる空はまさに「そらのふ・し・ぎ」そのもの。
ばら色の夕焼け雲の浮かぶ空から真っ暗な夜の闇に変わるまでの夜の散歩では、レストランプラネット(ミュージカルの中にも出てきますが実在します)の展望台で、宇宙に旅立つ時の歌を歌ったりしてイメ―ジづくりもできました。
 練習は超ハード。一日10時間の猛練習。この合宿の成果は翌日23日の舞台稽古に現れました。高学年の子たちの自覚とやる気が生まれたのも大きな収穫です。まあ、けんかやトラブルも多発しましたが、だから合宿って面白い!

 

楽しかったベスト キレイだったベスト
きもだめし 夜の星
おふろ 山に消える夕焼け
よふかし 展望台から見た景色

きもだめし
  昨年の合宿以来「きもだめし」に人気集中。今年もハードな練習の連続の中、眠いといいながらも「きもだめし」をやりました。宿泊した群馬県立
北毛青年の家の体育館はなんとも古びて、その渡り廊下といい、最高のシチュエーション。お化けのお面に加え、今年は提灯まで宅急便で送り、この「きもだめし」に燃えるのは鬼子母人。脅かされたこどもたちも加わって最後はお化けばかり(今年は4人泣かした!もちろんやりたくない子に無理強いはしてません)舞台もきもだめしも、観てる側より演る側になった方が面白い。真っ暗な渡り廊下を渡り見上げた空には満天の星・・・
説教部屋とは?
  今回合宿に同行し、一緒に練習をした鬼子母人良子こと三好さんによる居残り指導のこと。恐怖の説教かと思いきや、実はやさしくさとすのでありました。でも泣く、それはなぜでしょう・・・?
衣装づくり
  朝8時こどもたちを見送り合宿に送り出したママたちは、その足で事務所で衣装づくり。
「お母さんたちもまるで合宿のようだった」とは、東京に残って衣装づくりを指揮した倉橋さん。子育て談義に花を咲かせながら、情報交換もバッチリ。先輩ママからのアドバイスあり、人生相談あり?有意義な3日間だったようです。なんたって、合宿から帰った次の日の舞台稽古(7/23)に間に合わせるべく必死でミシンを踏んだママたちでした。


7月末〜 いよいよ追い込み! 舞台稽古に集中練習

合宿から帰って次の日(7/23)、午後から初めての舞台稽古。女神さま役の赤星さんもみえ、初めて女神さまや海賊さんと合わせてみました。誰かな、照れてる子は?
翌日から集中練習開始。クーラーのない小学校の体育館で耐えられるか?と思ったが、冷夏のおかげでバテる子もなくスムーズに。
7月の練習は29日で終了し、みんなに宿題。歌を完璧に覚える! 鏡をみて表情! 口の開け方を意識して「あいうえおいうえおあ・・・」、今度の練習開始までに学校の宿題を終わらせること!
ママたちが必死でテープやMDに歌をダビングして配る。1ヶ月のブランクがこわい!

夏休み中、自主練習もグループ毎にさかんに

夏休み中、ママたちの指導での自主練習もグループ毎に行われました。八ヶ岳の鬼子母人合宿は、涙涙・・・の特訓だったとか・・・?
 



こどもたちの練習が夏休みの間に、ちらしの配布にポスター貼り、招待状の発送、チケットの発送、そしてチケットの行商。プログラムの準備もしなくっちゃ。事務所には、毎日ミシンの音が響きます。トンカントンカン・・・かなづちの音も。

道具づくり
  練習は一段落したものの、裏方作業は今のうち。
女神さまの乗り物でもある「お月様(三日月)」、願いごと評議会の時に議長が座る「雲のイス」。
汗を流して土台をつくったのは船長。そしてママたちが布を貼ったり、
わたをつけたり・・・
月も雲もこだわりの力作、金色に光る月、雲は虹色に光る雲・・・なのです。
 


8月末〜

8/23(土)から練習再開。そしてラストスパート。クーラーつきで快適な中学校の体育館も借りることができ、練習は順調に進む。みんなの意識も高まって、真剣。鬼子母人の説教部屋にも力が入る。夏休み中にダンスやセリフがぐんと上手になった子もいて、きっと一生懸命自分で練習したんだろうな。宇宙海賊の踊りや動きがこわいくらいの迫力で迫る。海賊チームも真剣そのもの。
チケット売りにも必死。あと、一人5枚の努力を〜!毎回のお願いが続く。

みんなの顔がかわってきたぞ!  



♪雨の歌 ♪虹の歌 ♪夢のちから

公演までのラストスパートスケジュール(25 pdf )



舞台稽古(9/1,4)

全員集合の舞台稽古、大人も参加してもらうため、6時からのスタート。仕事を終えて駆けつける海賊さんたち。CGとの合わせ。残り少ない練習時間を少しでも無駄にできないと緊迫した空気がつつむ。セリフは客席の後ろまで届くか、並び方は二階席からでもきれいに見えるか? お客さんにお金を払ってみてもらうだけの舞台をつくろうとみんな必死。

▽舞台稽古風景


本番だ!!(9/6,7)→公演

そして迎えた本番。6日の本番は5時からだが、その前に本番どおりに衣装もつけてメイクをして、CGも入れて、照明もあててのゲネプロが1時半スタート。
舞台やCGのスタッフは朝から仕込みに取りかかっている。お父さんで都合がつく人も力仕事に総動員。受付周りの展示やプログラムへのチラシのはさみこみなど、公演のための準備にみんなであたる。楽屋ではメイク係のお母さんを中心に順番にメイクが進む。メイクをしているママの真剣な顔、してもらっている子のいつもと違うおすまし顔。衣装を汚さないようにお昼ごはんを食べて、まずは立ち位置の確認をする「場あたり」をする。CGチームから照明さんへの注文が飛び、舞台裏は殺気立つ。開演まであと1時間。可能な限りの調整をして、いざ本番。あとはこどもたちのがんばりのみ!


▽舞台裏風景

本番前の打ち合わせ    
 
メイク係、受付係はママスタッフ
   
本番前、オールメンバー勢揃い!
公演当日の注意 (39 pdf)
係の役割分担  (40 pdf)
当日のタイムケジュール (41 pdf)








空の飛行船へもどる



copyright (C)2001 C-C-Cらんど
このサイトに掲載されている画像・文章は許可なく転載することは固く禁じます。