日本のエコはおもしろい

日本の家の知恵

昭和の時代までは、どこの家にも障子しょうじがありました。障子しょうじ紙に使われる和紙は軽くてじょうぶですが、何かをぶつけたりするとやぶれてしまいます。1年使っていたんだ障子しょうじ紙は、自分たちではりかえて、長く大事に使いました。

  • 障子しょうじをはずして外に出し、さかさに立て、わくのところをぞうきんなどを使ってたっぷりぬらします。そしてしばらくふやかします。
  • さらにもう一度たっぷりとぬらしたら、障子しょうじ紙をはがしていきます。このとき、はがした和紙を使ってわくのそうじをします。
  • はがし終わったら改めて、ぞうきんやたわしで、ごしごしあらってわくをきれいにして、かわかします。
  • わくが完全にかわいたら、いよいよ障子しょうじをはります。用意する物は障子しょうじ紙の他に、はけ、じょうぎ、カッター、しょうふのりです。
  • まずしょうふのりをます。分量通りに水を加えてなべであたため、とろりとするまでまぜていきます。

  • まず一番下のわくからしょうふのりをぬります。はけをねかせるようにして、だまにならないように、たたくようにぬります。
  • 右はし以外のわくをぐるりとぬったら、障子しょうじ紙をゆがまないようにはっていきます。
  • 右はしまできたら、5ミリくらいを残してじょうぎをあて、カッターで切ります。じょうぎをあてたまま、わくの右はしにのりをぬり、きちんとはりつけます。それをくり返して上に重ねてはっていきます。
  • 右はしまできたら、5ミリくらいを残してじょうぎをあて、カッターで切ります。じょうぎをあてたまま、わくの右はしにのりをぬり、きちんとはりつけます。それをくり返して上に重ねてはっていきます。
  • 全部はり終わったら一度かわかし、全体にきりふきで水をかけます。これがかわくと、ぴんときれいになります。