日本のエコはおもしろい

サイズをなおす

きものは、成長にあわせてサイズを直すことができます。
ここでは、肩揚かたあげという、そでの長さをあわせる方法をみてみましょう。

きものの先生:横山はるみ

肩揚げのしかた

  • ゆきの長さをはかります。首のうしろのぐりぐりから、うでをななめに下ろして、手首のぐりぐりまでの長さです。
  • 中心からゆきの長さをはかると、余分な長さがわかります。
  • 中心からそでのつけねまでの長さをはかり、半分のところにまちばりを打ちます。
  • 打ったまちばりを中心にして、よぶんな長さの半分ずつを左右ではかり、まちばりを打ちます。
  • そでのつけねの下にも、袖から同じ長さをとってまちばりを打ちます。

  • 表側も同じようにまちばりを打ちます。
  • まちばりの真ん中を山にして折り、まちばりを打ち直します。
  • 前身頃まえみごろは、まちばりを打った場所より3ミリ上をまっすぐぬいます。最初は返しばりをして、二目おとしてぬっていきます。
  • 袖山そでやまで返しばりをします。
  • 後見頃うしろみごろは、まちばりを打った場所をまっすぐぬっていきます。
  • できあがりです。両方のそでを同じようにします。