昔のこよみで8月15日(現在では9月ごろ)の月を、「十五夜」「中秋の名月」といいます。昔の人々はお月様のおかげで作物が育つと考えていたので、お月様にお供(そな)え物をして豊作(ほうさく)を願い、作物がとれたことを感謝(かんしゃ)しました。
十五夜には、月の見えるところに小さなつくえなどをおき、月見だんご、里いも、すすきや秋の草花、季節の果物などを供(そな)えます。この季節の実りを感謝(かんしゃ)する意味があります。
月見だんごは十五ならべます。一番上の2つは、縦(たて)にならぶようにします。 お月様と同じように丸い月見だんごをお供(そな)えし、食べることで健康と幸せをいのります。