作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一 文部省唱歌 大正3年(1914年)
兎(うさぎ)追いし かの山 小鮒(こぶな)釣(つ)りし かの川 夢(ゆめ)は今も めぐりて 忘れがたき 故郷(ふるさと)
如何(いか)にいます 父母(ちちはは) 恙(つつが)なしや 友がき 雨に風に つけても 思い出(い)ずる 故郷(ふるさと)
志(こころざし)を はたして いつの日にか 帰らん 山は青き 故郷(ふるさと) 水は清き 故郷(ふるさと)
生まれ育ったふるさとの美しい風景や思い出、父母、友だち、そしていつの日か自分の夢(ゆめ)をかなえてふるさとに帰りたい、そんな思いを歌っています。
兎(うさぎ)追いし=うさぎを追いかけた 如何(いか)にいます=どうしているだろうか 恙(つつが)なしや=元気にしているだろうか 友がき=友だち