作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一 文部省唱歌 明治43年(1910年)
春が来た 春が来た どこに来た 山に来た 里に来た 野にも来た
花がさく 花がさく どこにさく 山にさく 里にさく 野にもさく
鳥がなく 鳥がなく どこでなく 山でなく 里でなく 野でもなく
文部省唱歌というのは、文部省が音楽の教科書用に依頼(いらい)して作った歌をいいます。 作詞の高野さんは、東京代々木に住んでいて、娘さんを連れてよく散歩(さんぽ)した時の風景だそうです。花が咲き、鳥が鳴きはじめた春のうれしさが伝わります。