日本の歌はおもしろい

村祭り

作詞:未詳 作曲:南能衛 文部省唱歌 明治45年(1912年)

歌詞

村の鎮守ちんじゅの神様の
今日はめでたい御祭日おまつりび
ドンドンヒャララ
ドンヒャララ
ドンドンヒャララ
ドンヒャララ
朝から聞こえる笛太鼓ふえたいこ

年も豊年満作ほうねんまんさく
村は総出そうでの大祭
ドンドンヒャララ
ドンヒャララ
ドンドンヒャララ
ドンヒャララ
夜までにぎわう宮の森

治まる御代みよに神様の
めぐみあおぐや村祭
ドンドンヒャララ
ドンヒャララ
ドンドンヒャララ
ドンヒャララ
聞いても心が勇み立つ

解説

ゆたかな実りを神様に感謝かんしゃする村祭りの笛や太鼓たいこのにぎやかで明るい祭りの様子が伝わってきます。作曲者の南さんは日本で初めて混声合唱団こんせいがっしょうだんを作った人です。

鎮守ちんじゅの神様=村(地域・ちいき)を守ってくれる神様
宮の森=鎮守ちんじゅの神様がいる、神社のある森
豊年満作ほうねんまんさく=作物がゆたかに実り、収穫しゅうかくが多いこと