進行例

第1日目:企画ワークショップ1回目 「夢を絵にしよう!」

12:30 受付開始

 

13:00 テーブルの数にあわせてグループをつくり、座る

 

13:05 挨拶と今日の説明、講師紹介

 

13:10 似顔絵を描く

近くに座っている人とペアを組む。

お互いに画用紙に似顔絵を描く。まず鼻から。次に目→口→頬→髪の毛。※注

似顔絵を描く

似顔絵にニックネームをつける。

ニックネーム

紹介しながら壁(または板ダンボール)に貼っていく。

壁にはる

ワークショップの始まりは、まず参加者同士が知り合い、コミュニケーションを図ることからです。ワークショップはステップ毎に完成していくことが大切です。
何故なら、プロセスが大切だからです。その第一歩の練習がこの似顔絵描きです。
いきなり「夢を描こう」といっても難しいものです。まず会話をして、手を動かすことから始めます。

※ 注:これは松本紀美子方式の似顔絵の描き方から参照しました。

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13:35 夢の場所を絵に描く

グループを
・低学年(小学校4年生以下)
・高学年(小学校5年生以上~高校生)
・大人
 に分けなおす。
自分の夢の場所(一番楽しいと思う場所、あったらいいなと思う場所)を画用紙に描いてみる。

夢を描く

誘導のセリフ

「目をつぶって、自分たちのほしい夢の島を真っ暗な中でみてみしょう。少しずつ暗闇から明るくなってきます。必ず見えます。自分が一番楽しくて大好きなことをしている場所が見えるまでがんばってみましょう。

そこはどんな場所でしょう?それは室内ですか? 外ですか? 森の中ですか? 海の上ですか?
誰とどんなことをしていますか? お友達? 先生? お母さん?

さあ、見えたものを自由に描いてください。下手でもいいのです。でも誰かにそれをぜひ見てわかってもらいたい、という気持ちで描いてください。わからなくなったら、何回でも目をつぶってがんばってみましょう!」

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14:00 描いた夢を発表する

グループごとに、壁(または板ダンボール)に描いた絵を貼っていく。

夢をはる

それぞれ自分の夢を説明する。お互いにじっくり見る。

夢の解説

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14:30 3つの夢を選ぶ

全員の説明が終わったら、一人3つの丸シールを持って、これがいいな、と思う絵に貼っていく。

投票する

丸シールの多いところを3つ選ぶ。

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14:40 休憩

 

14:45 夢の島をつくる

模造紙を3枚並べる。
その中に、選んだ3枚の「夢の絵」を切り抜いて貼る。
それを中心に、「島」の形を描きこんでいく。
他の「夢の絵」も、切り抜いて自由に貼ってみる。
道路や植物や動物など、描きたいものを加えていく。

島をつくる

模造紙を板ダンボールに貼ってたてる。

立てる

みんなで見ながら話し合う。

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15:20 発表する

ダンボールを並べ、グループごとに内容を発表する。

低学年グループの島

低学年

高学年グループの島

高学年

大人の島

大人

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15:50 まとめ

絵に描いただけでなく、実際にこれを作ってみようと提案する。(→子どもは悩む)
具体的にどうしようか?みんなで一緒に考えるよう指導する。
例

子ども

「えー?それはできないなあ」
  指導者 「それと似たものでもいいよ」「どんな例でもあげてみよう」
「誰なら教えてくれるかなあ?」

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16:00 終了

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第2日目:企画ワークショップ2回目 絵を模型にしよう!

12:30 受付開始

 

13:00 前回のグループにわかれて座る

 

13:10 模型の土台づくり&相談

高学年と大人で簡単な会場(※)のダンボール模型(20分の1)をつくる。

模型作り

低学年は前回の絵をみながら、今回実現したいものを相談する。最大3つくらい選ぶ。

一番楽しそうな、一番おもしろそうな、自分がやってみたいことはどれかな?

相談

※ この時には、実際にイベントを行う会場が決定されていることが大切。場所が決まっ
  ていないと具体化の第一歩の手だてが出来ず、困難になる。
  特に会場の欠点(狭いなど)と良い所(明るいなど)をよく検討していく。

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14:00 夢を模型にする

内側に紙を貼って背景を考える。

背景

人間の写真を切り抜いてダンボールの切れ端に貼り、立ててみる。

大きさのイメージがわかる。人間を入れるとぐっと具体化する。

人の形

グループごとに、自分たちのプランを紙でつくって立体にしていく。
どの場所を使いたいか、他のグループとも相談してきめる。
つくりながら考えてどんどん足したり、修正したり、変更を考えていく。

「変更できる」→「していい」→「した方がいい」というふうにイメージを広げることが大切。

相談 模型をつくる

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16:00 終了

大切なことは、会場をどう利用すれば夢の実現に結びつけられるかということです。
ZEROキッズでは、普段は展覧会に使われるギャラリーを会場にしました。会場内の

・ 中央の大きな柱→大きな樹
・ 二階へ上がる階段→ジェットコースター
・ 中階→キッズママカフェ
・ 二階(窓がない)→お化け屋敷(ミステリーマンション)

これらは、場所を最大限に利用したものになっています。

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準備〜当日

プランにあわせて材料を揃える。

大きな布を染めて絵を描いたり、ダンボールと針金で大きな木をつくったり、ジェットコースターの滑り台の基礎を作ったりしながら工夫していく。
(地元の大工さんに協力してもらうと本格的なものになる )

木の絵

当日の企画を考える。

どんなプログラムがあったらお客さんに楽しんでもらえるかな?

当日の役割分担をしておく。

必ず模造紙などに書いて確認すること

分担して会場をつくる。

準備

公開日には、お客さんをみんなで迎える。完全に出来上がったものを見せるのではなく、お客さんも参加して場所をつくっていくのが面白い。

キッズコースター

※ ZEROキッズでは、大きな木をつくり、森の中のイメージをつくりました。遊びの
  アイデアでは、「ジェットコースター」「ミステリーマンション(お化け屋敷)」
 「縁日」を形にしました。

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片付け

全員で片づける。
事前にゴミの始末や、撤収の段取りを決め、分担しておく。
絵の具などがついていないダンボールは、リサイクル業者に回収を依頼しよう。

ある程度の量がまとまると無料で引き取りに来てくれる業者もあります。

片付け

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