装置は必ずしも必要ではありませんが、小道具は以下のものがあったほうが演じやすいです。それぞれ自分たちで、どういうものがいいか相談して工夫してください。
プレゼントと袋
サンタの大きな白い袋4つ
プレゼント製造木が出すプレゼント
東西南北のプレゼントの箱や袋
「南のプレゼントが北のサンタの袋に入っていた」というのがこのストーリーのはじまりです。わかりやすくするため、東西南北で行先ごとにラッピングの色が違うという設定にしました。サテンの布で箱をくるんだり、袋をつくり、リボンも別につくりました。
箱や袋とリボンの両方にマジックテープをつけて、とりはずしができるようにします。
サンタの大きな白い袋に、これをセットしてサンタの袋に入れるのが「天使の仕事」というわけです。
プレゼント製造木が出すプレゼントは、これらの箱や袋に入れるのでもいいのですが、テンポよく展開するために、ごまかして、舞台の後ろの方で現物と箱と入れ替えてしまうという方法もあります。
子どもが受け取る袋
プレゼントを受け取って持っていく子どもたちですが、手があかないとダンスなどの動きに差し支えるので、リュックタイプの袋に入れて背負わせるといいでしょう。
ポスト
郵便屋さんが子どもたちの願いを運んでくるポスト。大きなものだと面白いです。中の手紙を出しやすいように底上げしています。
大きな木の装置
装置は必ずしも必要ないのですが、大きな木を背後にひとつつくると、このストーリーの中心に「木」があることが象徴的に伝わります。
軽くつくるために、細い木材を使って枠組みをつくり、そこにダンボールを貼りました。その上から、ダンボールで作ってポスターカラーで色を塗った葉っぱや幹をはりつけていきます。
ばらばらな状態で保管し、当日釘で木材部分をつなぎ、組み立てます。